米国Cynosure社製「ICON™」MaxG™── シミと赤みを1回で同時に治療する光治療
IPL(Intense Pulsed Light/インテンス・パルス・ライト)は、レーザーのような単一波長ではなく、幅広い波長を含んだ光を面で照射する 治療です。光治療・フォト治療・フォトフェイシャルとも呼ばれます。
レーザーが「ひとつの悩みを深く狙う」治療であるのに対し、IPLはシミ・そばかす・赤ら顔・毛細血管拡張・くすみ・ニキビ跡の赤みといった複数の悩みに、1回の施術で同時にアプローチできる のが最大の特長です。テープでの保護が不要でダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクが可能なため、「肌全体の底上げ」を目的とした定期的なメンテナンス治療として世界中で広く行われています。
当院では、米国Cynosure(サイノシュアー)社製のIPL治療器「ICON™(アイコン)」 に、血管病変・色素病変の治療に最適化されたMaxG™ハンドピース を組み合わせて使用しています。
当院2F美容皮膚科のIPL治療器「ICON™」(米国Cynosure社製)と、色素・血管病変用のMaxG™ハンドピース。先端の金色の部分がサファイアチップで、「10×15」の刻印は照射窓のサイズ(mm)を示す
当院で使用している機器について
販売名:アイコン / 一般的名称:キセノン光線治療器
医療機器分類:管理医療機器(特定保守管理医療機器) / 認証番号:226AGBZX00104000
製造販売業者:サイノシュアー株式会社(米国Cynosure, LLC製)
本機は日本国内において医療機器としての認証を取得した機器であり、当院はメーカー正規ルートで導入・保守管理を行っています。
IPLの科学的原理 ── 選択的光熱融解理論
IPLの根拠となるのは、1983年にハーバード大学のAnderson博士らが発表した「選択的光熱融解理論(Selective Photothermolysis)」 です。「特定の波長の光を、特定の色素(クロモフォア)だけに吸収させ、周囲の正常組織を傷つけずに標的のみを熱で破壊する」という原理で、当院の医療脱毛 やピコレーザー と共通する、光治療全体の科学的基盤です。
IPLが標的とするクロモフォアは、次の2つです。
標的(クロモフォア)
存在する場所
改善が期待できる症状
メラニン色素
表皮基底層のシミ・そばかす
老人性色素斑、雀卵斑(そばかす)、くすみ、色ムラ
ヘモグロビン
真皮の拡張した毛細血管
赤ら顔、毛細血管拡張症、酒さの紅斑、ニキビ跡の赤み
光を吸収したメラニンは細かく分解され、約1週間かけて微細な「かさぶた(マイクロクラスト)」として自然に剥がれ落ちます。拡張した毛細血管は熱で凝固し、体内に吸収されて目立たなくなります。
当院ICON™の装備構成 ── MaxG™ハンドピース1本に特化
ICON™は複数のハンドピースを付け替えて使用するプラットフォーム型の機器です。当院はこのうち、色素病変と血管病変の治療に最も適した「MaxG™」を導入しています。 脱毛はより高出力の専用機であるジェントルマックスプロプラス(アレキサンドライト/YAGレーザー) で行うため、ICON™は「シミ・赤み治療の専用機」として役割を明確に分けて運用しています。
項目
仕様
臨床的な意味
光源
キセノンフラッシュランプ
(装置波長域 400〜1200nm)
広帯域の光を発生させ、フィルターで必要な波長だけを取り出す
MaxG™の波長帯
500〜670nm + 870〜1200nm
(デュアルバンドフィルター)
浅い色素と深い血管の両方に同時到達。紫外線域と無駄な熱をカット
照射面積
10×15mm
全顔を効率よく照射できるサイズ
出力密度(フルエンス)
2〜85 J/cm²
薄いそばかすから頑固な血管病変まで、症状に応じて広く調整可能
パルス幅
1〜100ms(可変)
標的の太さ・深さに合わせて熱の与え方を最適化
冷却
サファイア接触冷却
(アクティブ・コンタクト・クーリング)
表皮を保護しながら高出力照射が可能。冷却ジェル不要
ICON™システムの全景。タッチパネルで照射条件を設定し、ハンドピースを付け替えて使用するプラットフォーム型の医療機器です(画像提供:サイノシュアー株式会社)
【豆知識】なぜ「デュアルバンド」だと赤ら顔によく効くのか
血液中のヘモグロビンは、540〜580nm付近 と900〜1000nm付近 という、離れた2か所に光の吸収ピークを持っています。短波長側は浅い血管によく吸収されますが深部まで届かず、長波長側は深部に届くものの吸収効率が低い──という一長一短の関係にあります。
MaxG™のデュアルバンドフィルター(500〜670nm+870〜1200nm)は、この2つの吸収ピークを同時にカバー します。さらにCynosure社独自のDynamic Spectrum Shifting™ によりパルス内で波長分布を変化させることで、血管の表面だけでなく血管の直径全体を均一に加熱 できます。単一波長のレーザーでは取り切れなかった深い顔面血管まで治療できるのは、この仕組みによるものです。
ICON™ MaxG™の3つの特徴
1. サファイア接触冷却 ── 冷却ジェル不要、熱傷リスクを低減
ハンドピース先端のサファイアチップが照射前・照射中・照射後を通じて皮膚を接触冷却します。表皮温度を一定に保てるため、熱傷(やけど)のリスクを抑えながら、標的に十分なエネルギーを届けられます 。冷却ジェルが不要なため施術時間が短く、ジェルの冷たさによる不快感もありません。
※このページ冒頭の写真で、MaxG™ハンドピース先端に写っている金色の部分がサファイアチップです。「10×15」の刻印は照射窓のサイズ(mm)を示しています。
2. デュアルバンドフィルター ── 「シミ」と「赤み」を1回で同時に
色素性病変と血管性病変を別々の機器で治療する必要がなく、1回の施術で顔全体の色ムラを総合的に整えられます 。シミだけ消えても赤みが残る、赤みは引いてもくすみが残る、といった「治療の取りこぼし」が起こりにくいのがIPLの利点です。
3. 医師が照射条件を個別に設計します
MaxG™は出力密度2〜85J/cm²、パルス幅1〜100msという広い調整幅を持ちます。裏を返せば、設定を誤れば熱傷・色素沈着の原因にもなり得る機器 です。当院では、肌色(フィッツパトリック分類)・シミの濃さ・血管の太さと深さ・日焼けの有無を医師が診察したうえで照射条件を決定し、初回は必ずテストショットを行ってから本照射に移ります。 診察・照射条件の設定・施術管理を医師が一貫して担当する体制をとっています。
「1パス」「2パス」とは ── 当院の照射メニューの違い
料金表にある「パス(Pass)」とは、照射部位を何回重ねて照射するか を表す、光治療の専門用語です。
メニュー
照射内容
主な対象
1パス
全顔を1周照射する標準コース
シミ・そばかす・くすみなどの色素性の悩み 、定期メンテナンス、初めての方
2パス
パルス幅と出力を調整したうえで、同一部位を2回重ねて照射するコース
赤ら顔・毛細血管拡張症・酒さの紅斑 など血管性の悩み、1パスで効果に物足りなさを感じた方
単純に「2倍の光を当てる」わけではありません。2パスでは1回あたりのパルス幅を短く設定し、皮膚への熱負荷を抑えながら、標的により高いピークパワーを2度届ける という照射設計を行います。メーカーが公開している臨床パラメータでも、色素性病変は1パス、血管性病変は1〜2パス が推奨されています。
2パスは総エネルギー量が増える分、施術後の赤みや微細なかさぶたがやや出やすくなります。どちらが適しているかは、肌の状態と目的に応じて診察時に医師がご提案します。
IPL・ピコレーザー・レーザーフェイシャルの使い分け
当院には光・レーザーを用いた肌治療が複数あり、「どれを選べばよいか分からない」というご相談を多くいただきます。それぞれ得意分野が異なりますので、下表を目安にしてください。最終的には診察のうえ、単独治療か組み合わせ治療かを医師がご提案します。
治療
機器・光の性質
得意な悩み
ダウンタイム
IPL光治療
(このページ)
ICON™ MaxG™
広帯域光 500〜670+870〜1200nm
薄い〜中等度のシミ、そばかす、赤ら顔・毛細血管拡張・酒さ 、くすみ、色ムラ、肌全体の底上げ
ほぼなし
(当日メイク可)
ピコレーザー
PicoWay®
単一波長ピコ秒 532/1064nm
濃いシミ 、肝斑 、ADM、タトゥー、毛穴・ニキビ跡(フラクショナル)
モードによる
(ショットは1〜2週)
レーザーフェイシャル
ジェントルマックスプロプラス
755/1064nm
産毛、毛穴の引き締め、肌のキメ・ハリ
ほぼなし
※IPLとピコレーザーは競合する治療ではなく、役割の異なる補完的な治療 です。「顔全体はIPLで底上げし、残った濃いシミだけピコショットで狙う」という組み合わせが、最も費用対効果が高くなるケースが多くあります。
理事長コラム:IPLは「シミを取る治療」ではなく「肌の総合力を上げる治療」です
外来では「IPLを1回受けたのにシミが消えない」というお声をいただくことがあります。これはIPLという治療の性格が正しく伝わっていないことによる、いわば期待値のミスマッチです。
境界のはっきりした濃いシミを1個「消す」のであれば、エネルギーを一点に集中させるピコレーザーのショット照射が適しています。一方IPLは、顔全体に散在する薄いシミ・そばかす・赤み・くすみを、少しずつ、しかし同時に、まんべんなく底上げしていく 治療です。3〜4週間隔で5回ほど継続していただくと、多くの方が「シミが1個消えた」ではなく「肌の色ムラがなくなって、化粧のノリが変わった」という形で変化を実感されます。
そして当院がIPLを重視するもうひとつの理由が、赤ら顔・毛細血管拡張への効果 です。赤みは「体質だから仕方ない」と諦めておられる方が非常に多いのですが、拡張した毛細血管はMaxG™のデュアルバンド照射でしっかり治療できる対象です。シミのご相談で来られた方の赤みが一緒に引いて驚かれる、ということが実際によくあります。当院がICON™にMaxG™を選んでいるのは、まさにこの「赤み」を治療の射程に入れるためです。
五良会クリニック白金高輪 理事長 五藤良将
こんな方におすすめです
・顔全体に薄いシミ・そばかすが散在している方
1点ずつではなく、全顔をまとめて治療できます。
・赤ら顔・毛細血管拡張・酒さの赤みでお悩みの方
MaxG™のデュアルバンド照射で、ヘモグロビンを標的とした治療が可能です。当院IPLの最も得意とする領域です。
・ニキビ跡の赤みが長引いている方
炎症後紅斑(PIE)に対して、血管を標的とした照射が有効です。
・ダウンタイムを取れない方
テープ保護は不要で、施術直後からメイクが可能です。
・肌全体のくすみ・色ムラを整えて「化粧のノリ」を良くしたい方
定期的なメンテナンス治療として継続いただけます。
・何から始めればよいか分からない方
IPLは適応が広く、美容皮膚科治療の入口として選びやすい治療です。肌診断(VISIA) と組み合わせると、治療前後の変化を数値と画像で確認できます。
症状別・IPLの適応の目安
症状
IPLの適応
備考・他治療との使い分け
老人性色素斑(薄い〜中等度)
◎
複数回の照射で徐々に薄くなります
老人性色素斑(濃い・境界明瞭)
△
ピコレーザーのショット照射が適しています
そばかす(雀卵斑)
◎
IPLの最も良い適応。遺伝的要因が強く定期メンテナンス推奨
赤ら顔・毛細血管拡張症
◎
MaxG™の得意分野。3〜5回で明らかな改善が期待できます
酒さ(紅斑毛細血管拡張型)
◎
内服・外用との併用で治療します
ニキビ跡の赤み(炎症後紅斑)
◎
血管を標的とするため、色素沈着とは別に治療できます
炎症性ざ瘡(赤ニキビ)
○
アクネ菌のポルフィリンと炎症血管に作用します
くすみ・色ムラ・肌のキメ
○
継続により全体のトーンが整います
毛穴の開き
○
より高い効果を求める場合はダーマペン やピコフラクショナルを併用
肝斑(かんぱん)
×(原則行いません)
IPLの熱刺激で悪化するリスクがあります。ピコトーニング+トラネキサム酸内服が第一選択です
ADM・太田母斑(真皮メラノーシス)
×
真皮深層の色素にはピコレーザーが必要です
【重要】肝斑がある方へ
肝斑は、IPLの熱刺激によってメラノサイトが活性化し、かえって濃くなることがある 色素疾患です。頬骨に沿った左右対称のもやもやとした色素斑がある方は、自己判断でIPLを受けられる前に必ず医師の診察をお受けください。当院では肝斑が疑われる場合、ピコレーザー(ピコトーニング・ピコフラクショナル) と美容内服(トラネキサム酸等) を組み合わせた治療をご提案しています。なお、肝斑と老人性色素斑・そばかすは同一の顔面に併存することが非常に多く 、その場合は部位ごとに治療を使い分けます。
治療回数と間隔の目安
IPLは1回で完結する治療ではなく、回数を重ねることで効果が積み上がる 治療です。標的が「色素」か「血管」かによって、適切な照射間隔が異なります。
治療の目的
照射間隔の目安
回数の目安
色素性の悩み
(シミ・そばかす・くすみ)
3〜4週間ごと
※肌色の濃い方は4〜6週間ごと
5回を1クールとしてご案内しています
血管性の悩み
(赤ら顔・毛細血管拡張・酒さ)
1〜2週間ごと
※症状により4週間ごと
3〜5回で改善を実感される方が多くいらっしゃいます
維持期 (良い状態を保つ)
2〜3か月ごと
定期メンテナンスとして継続
※上記はメーカーが示す臨床パラメータおよび当院の診療実績に基づく目安です。効果の現れ方には個人差があり、実際の回数・間隔は肌の状態を診ながら医師が調整します。
施術の流れ
1 WEB予約/お電話でご予約
24時間WEB予約または電話(03-6432-5656)にてご予約ください。初めての方は「IPL 初診」としてご予約をお取りください。
2 医師による診察・カウンセリング
肌質・シミの種類・赤みの原因・既往症・内服薬を確認し、IPLが適応かどうか、フルエンスとパルス幅をどう設定するかを医師が決定します。肝斑が疑われる場合は、悪化を防ぐため特に慎重に鑑別します。
3 クレンジング・洗顔・剃毛
メイク・日焼け止めをしっかりと落としていただきます。照射部位に産毛が残っていると光が毛に吸収されて熱傷の原因となるため、照射部位は事前に剃毛します。 ICON™は冷却ジェルが不要のため、この後すぐ照射に移れます。
4 テストショット・IPL照射
アイシールドを装着し、まず目立たない部位にテストショット を行って肌の反応を確認します。問題がなければ患部を十分に冷却したうえで本照射に移ります。所要時間は1パスで15〜20分程度です。輪ゴムで軽く弾かれるような感覚があり、シミの濃い部分では一時的に熱感を強く感じることがあります。
5 クーリング・アフターケア・終了
照射後は患部を十分に冷却し、必要に応じて軟膏処置と日焼け止めの塗布を行います。施術直後からメイクが可能です。
当院でのIPL光治療の施術風景。アイシールドで目を保護し、MaxG™ハンドピースを密着させて照射します(施術を受けているのは当院理事長・五藤良将です)
理事長も、自ら受けています
上の写真で施術を受けているのは、当院理事長の五藤良将です。当院では「自分が受けたいと思える治療だけをご提案する」という方針をとっており、導入した機器は医師・スタッフが自ら体験したうえで患者様にご案内しています。痛みの程度、照射後の赤みの引き方、翌日以降の経過──こうしたことを実感として知っているからこそ、診察室でのご説明にも具体性が生まれると考えています。
施術前後の注意事項
施術前にお願いすること
・施術前2週間は日焼けをお避けください(熱傷・色素沈着のリスクが高まります)
・セルフタンニング製品は2週間前から使用を中止してください
・光感受性を高める薬(一部の抗菌薬・利尿薬・NSAIDs等)、低用量ピルを内服中の方は事前にお申し出ください
・単純ヘルペスが活動期の方は施術できません
・当日はメイクを落としやすい状態でお越しください
施術後にお願いすること
・施術後1か月はSPF30以上の日焼け止めを毎日塗布してください
・シミの部分にできた微細なかさぶた(マイクロクラスト)は絶対にこすったり剥がしたりしないでください 。1週間〜10日で自然に脱落します。無理に剥がすと炎症後色素沈着や瘢痕の原因になります
・施術当日は激しい運動・長風呂・サウナ・飲酒をお控えください
・保湿をいつも以上に丁寧に行ってください
・処方された軟膏がある場合は指示どおりに使用してください
・トラネキサム酸・ビタミンC内服の併用は、色素沈着の予防と効果の増強に有効です(美容内服 )
【禁忌】施術をお断りする場合
・光線過敏症の方
・光感受性を高める薬剤を内服・外用している方
・照射部位に単純ヘルペスの症状がある方
・照射部位に悪性腫瘍・皮膚がん、またはその疑いがある方
・妊娠中または妊娠の可能性がある方(安全性が確立していないため、念のため治療を控えていただいております)
・授乳中の方(医師にご相談ください)
・施術当日に強い日焼けがある方
・ケロイド体質の方
・照射部位に金の糸などの金属異物を挿入している方
・てんかんの既往がある方
・重度の糖尿病で創傷治癒が遅延している方
・6か月以内にイソトレチノインを内服された方
リスク・副作用
・一過性の発赤・熱感・ヒリヒリ感: 治療直後から数時間、照射部位に軽い赤みやヒリヒリ感が残ることがあります。多くは当日中に改善します。
・微細なかさぶた(マイクロクラスト): シミの部分が一時的に濃く浮き上がり、1週間〜10日で自然に剥がれ落ちます。IPLの正常な治療経過であり、失敗ではありません。
・腫れ・むくみ: 目周りを中心に、翌日にかけて軽度のむくみが生じることがあります。
・毛包炎: まれに照射部位に小さなブツブツが生じることがあります。
・炎症後色素沈着(PIH): かさぶたを無理に剥がした場合や、日焼けした肌への照射でリスクが高まります。多くは数か月で軽快します。
・水疱・熱傷(やけど): 極めてまれですが、日焼け肌・肌色の濃い方ではリスクが高まります。当院では医師が肌色を評価し、テストショットで反応を確認したうえで照射します。
・白斑(脱色素斑): 過剰なエネルギー照射により、まれに生じることがあります。
・肝斑の悪化: 肝斑を有する部位への照射で悪化するリスクがあります。当院では診察で鑑別のうえ適応を判断します。
・紫斑(内出血): 血管病変への高出力照射後に一時的に生じることがあります。
・産毛の脱落: メラニンに反応するため、照射部位の産毛が一時的に抜けることがあります。
・効果が実感できない場合: 症状の種類・程度によっては、期待した効果が得られないことがあります。その場合は他の治療法をご提案します。
よくあるご質問
Q. ピコレーザーとIPLは、どちらを受ければよいですか?
目的によって使い分けます。境界のはっきりした濃いシミを1〜数回で取りたい のであればピコレーザーのショット照射、顔全体の薄いシミ・そばかす・赤み・くすみをまとめて底上げしたい のであればIPLが適しています。肝斑がある場合はIPLではなくピコトーニングが第一選択です。診察のうえ、必要に応じて両者の組み合わせをご提案します。
Q. 何回くらいで効果が出ますか?
そばかす・薄いシミは1〜2回目から変化を感じる方が多く、赤ら顔・毛細血管拡張は3〜5回で明らかな改善が期待できます。色素性の悩みは3〜4週間隔で5回を1クール、血管性の悩みは1〜2週間隔での照射をご案内しています。
Q. 痛みはどのくらいですか?
「輪ゴムで軽く弾かれる程度」と表現される方がほとんどで、麻酔は通常不要です。ICON™はサファイア接触冷却が常時作動するため、冷却機構のない機器と比べて痛みは軽度です。
Q. 施術後すぐにメイクできますか?
可能です。テープでの保護も不要のため、お仕事帰りやご予定の前後にもお受けいただけます。
Q. 施術後にシミが濃くなったのですが、失敗ですか?
いいえ。IPLの正常な治療経過です。 光を吸収したメラニンが表皮の浅い層に押し上げられ、微細なかさぶたとして一時的に濃く見えます。1週間〜10日で自然に剥がれ落ちますので、こすらずお待ちください。
Q. 日焼けをしていても受けられますか?
強い日焼けがある状態での照射は、熱傷・色素沈着のリスクが高くなるためお断りしています。日焼けが落ち着くまで2週間以上あけてからご来院ください。
Q. 夏でも受けられますか?
受けられます。ただし施術前後の紫外線対策が効果と安全性を大きく左右しますので、SPF30以上の日焼け止めの毎日の使用を徹底してください。飲む日焼け止め(ヘリオケア) の併用もご検討ください。
Q. 顔以外にも照射できますか?
可能です。首・胸元(デコルテ)・手の甲・腕などの色素斑や血管拡張にも対応しています。ご希望の部位について診察時にご相談ください。
Q. 他の治療と同じ日に受けられますか?
組み合わせによります。高濃度ビタミンC点滴 やハイドラフェイシャル との同日施術は可能です。同日に複数の光治療・レーザー治療を行うことは、皮膚への熱負荷が重なるため原則いたしません。
料金表
範囲
項目
金額(税込)
全顔
1パス
初回限定
14,000円
1回
22,000円
3回コース
60,000円
(1回あたり20,000円)
5回コース
90,000円
(1回あたり18,000円)
全顔
2パス
1回
39,000円
※すべて税込表示です。初診料・再診料は別途かかります。
※「パス」は照射を何回重ねるかを表します(上記「1パス・2パスとは」をご参照ください)。
※コースの有効期限、および途中解約時の取り扱いについては受付にてご案内いたします。