顔のホクロを安全に除去 ― 炭酸ガス(CO2) レーザーによる自費治療のご案内
顔にあるホクロが気になる、メイクで隠しづらい、最近少し大きくなったような気がする…そんなお悩みをお持ちの方は少なくありません。
美容皮膚科・形成外科では、炭酸ガスレーザーを用いたホクロ除去が一般的で、見た目をできるだけキレイに整えながら安全に除去することが可能です。
この記事では、自費診療で行う顔のホクロ除去治療について、治療法・経過・注意点・リスクを詳しくご紹介します。
炭酸ガスレーザーとは?
炭酸ガスレーザー(CO₂レーザー)は、⽔分に反応する特性を持った医療⽤レーザーで、皮膚の表層からホクロの深部までをピンポイントで蒸散(削り取る)することができます。
切開せずに、出血を抑えつつ治療できるため、顔のように傷跡が目立ちやすく、しかも治りやすい部位に非常に適しています。
顔のホクロに炭酸ガスレーザーが適している理由
1. 切らずに除去できる – メスを使わないため、傷跡が小さく、自然な仕上がりが期待できます。
2. 出血がほとんどない – レーザーが同時に止血効果を持つため、施術中も術後も出血が少なく、清潔に保てます。
3. 施術時間が短い – ホクロ1個あたり5~10分ほどで終了。麻酔クリームや局所麻酔で痛みも最小限に。
4. 日帰りで治療可能 – 通院の必要もほとんどなく、多くの方が1回の治療で完了します。
治療の流れと経過
① カウンセリング:医師がホクロの状態(良性・悪性の可能性)を確認します。皮膚科的な検査(ダーモスコピー)も行います。
② 局所麻酔:痛みを抑えるために麻酔を施します。麻酔後はほとんど痛みを感じません。
③ レーザー照射:炭酸ガスレーザーでホクロ部分の皮膚を蒸散します。
④ 保護テープの貼付:治療後は保護のため、肌色のテープを1~2週間程度貼る必要があります。
⑤ 治癒過程:
・1〜2週間:かさぶたが形成され、自然に剥がれ落ちます。
・1か月程度:赤みが続くことがありますが、徐々に肌色になじんでいきます。
・3〜6か月:色素沈着の予防に日焼け止めが重要です。
注意点・リスク
・色素沈着(くすみ):一時的に治療部位が茶色くなることがあります。紫外線対策が重要です。
・凹み・瘢痕:深いホクロでは陥没や傷跡が残ることがあります。医師の技術と術後ケアで最小限に抑えられます。
・再発:ホクロの細胞が皮膚深部に残ると再発の可能性があります。必要に応じて再照射が可能です。
・感染・炎症:稀に赤みや腫れが強くなることがあります。早めに医師にご相談ください。
保険適用との違い
ホクロが良性で見た目の改善目的の場合、保険適用にはならず自費診療となります。
一方、悪性の疑いがある場合や大きさ・位置によっては保険適用になることもありますので、まずは医師の診察を受けてください。
よくあるご質問
Q. 一度の治療で完全に消えますか?
A. 小さなホクロであれば一度で消えることが多いです。
大きさや深さによっては2回以上の治療が必要なこともあります。
Q. 傷跡は残りますか?
A. 傷跡は時間とともに目立たなくなりますが、完全にゼロにするのは難しい場合もあります。
日焼け対策と保湿ケアが仕上がりに大きく影響します。
Q. メイクはいつから可能ですか?
A. 施術部位を避ければ翌日から可能ですが、保護テープの上からパウダーファンデーションを乗せる程度が推奨されます。
まとめ
炭酸ガスレーザーは、顔のホクロ治療において
「キズを小さく・短期間で・自然に仕上げたい」という希望を持つ方に非常に適した治療法です。
まずは、医師による適切な診断を受けることから始めてみましょう。
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