蜂窩織炎とは|症状・原因・治療・入院の目安を医師が解説【白金高輪の皮膚科】|五良会クリニック白金高輪|白金高輪の美容皮膚科、美容外科、医療痩身|土日も診療

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蜂窩織炎とは|症状・原因・治療・入院の目安を医師が解説【白金高輪の皮膚科】

「足がパンパンに腫れて熱を持っている」「脚の皮膚が赤くなって触ると痛い」「虫刺されのあとから急に腫れてきた」——こうした症状は蜂窩織炎(ほうかしきえん)の可能性があります。蜂窩織炎は皮膚とその下の組織に細菌が感染する病気で、適切な治療を行えば多くの場合は回復しますが、放置すると重症化・入院が必要になることもあります。当院では院内迅速血液検査で炎症の程度をすぐに評価し、外来での点滴治療(セフトリアキソン)を含めた対応を行っています。本記事では、蜂窩織炎の原因・症状・診断・治療・入院が必要な目安まで、内科医の立場からわかりやすく解説します。

蜂窩織炎とはどんな病気?

蜂窩織炎(ほうかしきえん)は、皮膚の深層(真皮)から皮下脂肪組織にかけて細菌が感染し、炎症を起こす疾患です。英語では「cellulitis(セルライティス)」、「蜂巣炎(ほうそうえん)」と表記されることもあります。皮膚のバリアが傷・虫刺され・水虫・乾燥などによって破られ、そこから細菌が侵入することで発症します。

局所の発赤・腫脹・熱感・疼痛(炎症の四徴候)が特徴で、発熱・悪寒などの全身症状を伴うこともあります。

蜂窩織炎の基本ポイント

  • 皮膚〜皮下組織への細菌感染症。ウイルス・真菌ではない
  • 下腿(すね・ふくらはぎ)に最も多く発症する
  • 傷・虫刺され・水虫・乾燥肌が細菌の入り口になりやすい
  • 放置すると敗血症・壊死性筋膜炎などの重篤な合併症に至ることがある
  • 再発しやすく、繰り返す方も多い

起炎菌——「膿があるか・ないか」で異なる

蜂窩織炎の起炎菌を理解するうえで最も重要なのは、「膿性分泌物・膿瘍(うみのかたまり)・おでき(せつ・癰)を伴うか伴わないか」で主な原因菌が大きく異なるという点です。クリニック外来で日常的に診る蜂窩織炎の大多数は膿を伴わないタイプであり、その主体は溶連菌(連鎖球菌)です。

「化膿性」「非化膿性」とは(医学用語の解説)

「化膿(suppuration)」とは、細菌感染により好中球が大量集積し、壊死した白血球・細菌・組織破壊物が混ざり合った膿(pus)が形成された状態を病理学的に指します。蜂窩織炎でよく見られる「発赤・腫れ・痛み・熱感」といった炎症の徴候は膿がなくても生じますが、膿の形成はそれに加わる所見です。

分類 英語(IDSAガイドライン用語) 具体的な所見
非化膿性蜂窩織炎 Non-purulent cellulitis 発赤・腫脹・熱感・疼痛のみ。膿・膿瘍・おできがない
化膿性蜂窩織炎 Purulent cellulitis 上記に加えて黄白色のドロっとした膿・膿瘍(うみのかたまり)・せつ(おでき)・癰(複数のおでき)・膿性分泌物を伴う

「化膿性・非化膿性」はIDSA(米国感染症学会)の2014年蜂窩織炎診療ガイドラインで使用されている正式な分類用語です。

① 非化膿性蜂窩織炎(膿・膿瘍を伴わないもの)——外来の主体

順位 起炎菌 備考
1位 β溶血性連鎖球菌(BHS)
(A群:Streptococcus pyogenes が主)
膿を伴わない蜂窩織炎の大多数。B群・C群・G群の関与もある。βラクタム系抗菌薬に高い感受性を持つ
2位 MSSA
(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)
時に関与。膿を形成しやすい傾向がある。第一世代セフェムで対応可能

日本のデータ:本邦における蜂窩織炎の起炎菌

蜂窩織炎では血液培養の陽性率が10%未満、皮膚・組織培養も70%が陰性であり、培養で起炎菌を直接同定することは難しい。国内の前向き研究(感染症学雑誌 92巻2号, 2018年)では、101症例のうちβ溶血性連鎖球菌(BHS)の関与が60例(59.4%)で確認され、101症例全例においてCA-MRSAに対する抗菌薬は不要であったと報告されている。また海外の血清学的研究(Jeng A, et al. Medicine [Baltimore]. 2010;89[4]:217-226)でも膿を伴わない蜂窩織炎179例の73%でβ溶血性連鎖球菌感染が示唆され、97%がβラクタム薬に反応したとされている。これらの知見から、外来クリニックで診る一般的な蜂窩織炎の主体は溶連菌であり、通常はβラクタム系抗菌薬で対応できる

② 化膿性蜂窩織炎(膿瘍・おでき・膿性分泌物を伴うもの)

膿・膿瘍・おできを伴う場合は黄色ブドウ球菌(S. aureus)が主な原因菌となります。この場合は切開排膿(incision and drainage)が治療の基本となり、抗菌薬はそれを補助するかたちで選択します。MRSAについては、通常の外来蜂窩織炎では積極的にカバーする必要はありませんが、抗菌薬使用歴が多い方・施設入所者・標準治療に反応しない場合などは考慮します。

MRSAを考慮する状況(参考):膿・膿瘍を伴う化膿性の場合 / 抗菌薬治療に反応しない場合 / 抗菌薬使用歴が多い・施設入所者 / 透析患者・医療関連感染が疑われる場合

③ 特殊な状況での起炎菌

状況 考慮する起炎菌
動物咬傷 パスツレラ菌、カプノサイトファーガ菌など
ヒト咬傷 エイケネラ菌・嫌気性菌・S. aureus
海水・淡水接触後 ビブリオ菌(海水)、アエロモナス菌(淡水)
免疫不全・糖尿病重症例 グラム陰性菌(大腸菌・緑膿菌など)、嫌気性菌、真菌
医療関連・透析患者 MRSA(医療関連株:HA-MRSA)

発症しやすい人・リスク因子

リスク因子 理由
足白癬(水虫) 趾間の浸軟・亀裂が細菌の侵入口となる。蜂窩織炎の再発と最も強く関連するリスク因子の一つ
糖尿病 免疫機能低下・末梢神経障害・血流障害により感染が広がりやすく重症化しやすい
リンパ浮腫・慢性浮腫 リンパの流れが悪くなった部位は細菌が増殖しやすい。がん術後のリンパ節郭清後に多い
下肢静脈瘤・慢性静脈不全 血流障害により皮膚の防御機能が低下する
肥満 血流・リンパ流の障害、皮膚のたるみ・摩擦が感染リスクを高める
免疫抑制状態 ステロイド・免疫抑制薬の使用、HIV感染症、血液悪性腫瘍など
蜂窩織炎の既往 一度発症した部位はリンパ管が傷つき再発しやすくなる

症状と経過

局所症状(炎症の四徴候)

  • 発赤(紅斑):境界がやや不明瞭な赤み。急速に広がることがある
  • 腫脹(腫れ):感染部位が膨れ上がる。下腿では著明な腫脹になることも
  • 熱感:局所が熱を持つ
  • 疼痛:押すと強い痛み。歩行困難になる場合もある

重症例では皮膚表面に水疱・血疱(血混じりの水ぶくれ)・皮膚壊死が生じることもあります。

全身症状

  • 発熱(38℃以上)・悪寒・戦慄
  • 倦怠感・食欲低下
  • 頻脈・血圧低下(敗血症の徴候)
  • リンパ節腫脹(感染部位近くのリンパ節が腫れる)

全身症状が強い場合は入院治療が必要です。なお、抗菌薬治療を開始してから最初の72時間は発熱・発赤が継続することがあることを知っておくことが大切です。改善が遅いからといってすぐに治療が無効とは判断できません。

好発部位

部位 特記事項
下腿(すね・ふくらはぎ) 圧倒的に最多。水虫・静脈瘤・浮腫を背景に発症することが多い
足部・足背 外傷・虫刺され・水虫の亀裂から感染
顔面(眼窩周囲) 小児に多い。眼窩蜂窩織炎は視力障害・脳炎のリスクがあり緊急対応が必要
上肢・手 咬傷・刺し傷・爪周囲炎から発症することが多い
乳房・腋窩 乳がん術後のリンパ浮腫がある方に多い

診断と検査(院内迅速血液検査)

蜂窩織炎の診断は多くの場合臨床診断(症状・視診・触診)によって行われます。重症度評価・鑑別診断のために以下の検査を行います。

◆ 当院の院内迅速血液検査

五良会クリニック白金高輪では院内迅速検査機器を導入しており、採血から短時間で末梢血液検査(白血球数・白血球分画・ヘモグロビンなど)とCRP(C反応性蛋白)の結果を当日中にお伝えできます。「炎症がどのくらい強いのか」「治療の効果が出ているか」をその場で確認しながら方針を決定できます。

検査 目的・意義
末梢血液検査・CRP
(院内迅速・当日結果)
白血球数(WBC)・CRP上昇で炎症の程度を評価。治療経過の確認にも活用
血液培養 発熱がある場合に採取し外部検査機関へ提出。原因菌と薬剤感受性の同定に有用(陽性率は10%未満)
皮膚・浸出液の培養 水疱・膿がある場合に採取。培養陽性率は必ずしも高くない(非化膿性では70%が陰性)
患部のマーキング 初診時に発赤部位の境界をペンでマーキング。「内側に収まった=改善」「超えた=不十分」と客観評価できる
超音波・CT/MRI 深部膿瘍・壊死性筋膜炎が疑われる場合。CTは連携病院で施行

似た病気との鑑別

疾患 鑑別のポイント
深部静脈血栓症(DVT) 下腿の腫脹・発赤・疼痛が類似。発熱が少ない。Dダイマー・超音波で鑑別。見逃すと肺血栓塞栓症のリスク
壊死性筋膜炎 急速進行・強烈な痛み・皮膚壊死・捻髪音。緊急外科処置が必要な致死的疾患。絶対に見逃せない
丹毒(たんどく) A群溶連菌による真皮浅層の感染。蜂窩織炎より境界が明瞭・鮮紅色で盛り上がる。治療はほぼ同様
痛風・偽痛風 関節周囲の突然の発赤・腫脹・激痛。尿酸値・関節穿刺で鑑別
うっ滞性皮膚炎 慢性静脈不全による両下腿の発赤・色素沈着。両側性・発熱なし・進行が緩やか
接触性皮膚炎 かゆみが主体。発熱なし。アレルゲンとの接触歴あり

壊死性筋膜炎は緊急外科処置が必要

「痛みが見た目の腫れ・赤みに比べて不釣り合いに強い」「皮膚が黒っぽく変色してきた」「急速に悪化している」「皮膚を触ると空気が入ったようなプチプチした感覚(捻髪音)がある」場合は壊死性筋膜炎を疑い、緊急受診・救急搬送が必要です。

治療(外来点滴・経口抗菌薬・外来 vs 入院)

外来クリニックで診る蜂窩織炎の大多数は膿・膿瘍を伴わないタイプ(非化膿性)であり、主体は溶連菌です。溶連菌はβラクタム系抗菌薬に感受性が高く、適切な抗菌薬で多くの場合は外来で治療できます。当院では内服に加え、外来での点滴(セフトリアキソン:CTRX)も積極的に活用しています。

当院の外来点滴治療:セフトリアキソン(CTRX)2g 1日1回

外来での点滴治療として、当院ではセフトリアキソン(CTRX)2g を1日1回の点滴静注を行っています。連日来院して点滴を継続することで、多くの例で数日〜1週間程度の経過で改善が得られています。

CTRXが外来蜂窩織炎の点滴として適している理由

  • 1日1回投与で十分な血中濃度を維持:血中半減期が約8時間と第三世代セフェムの中で最も長く、2g 1日1回の点滴で24時間にわたり有効濃度を維持できる
  • 溶連菌に対して高い抗菌活性:外来蜂窩織炎の主体であるβ溶血性連鎖球菌(A群・B群・G群)に優れた活性を持つ
  • MSSAにも一定の活性あり:軽〜中等症の非化膿性蜂窩織炎においてMSSAカバーとしても機能する
  • 腎機能低下でも通常用量調整不要:腎臓(約40〜50%)と胆汁・肝臓(約40〜50%)の二経路排泄により、腎機能が低下しても胆汁排泄が代償するため血中濃度が過剰になりにくい(ただし腎機能低下+肝機能障害の併存時は慎重投与)
  • 1回の点滴時間は約30〜60分:外来でのご負担が少ない
項目 内容
薬剤名・種類 セフトリアキソン(CTRX・ロセフィンなど) 第三世代セフェム系抗菌薬
用法・用量 2g を1日1回、点滴静注(約30〜60分)
主な適応 非化膿性蜂窩織炎(膿・膿瘍を伴わないもの)・軽〜中等症
腎機能調整 通常は不要(二経路排泄のため)。腎機能低下+肝機能障害の併存時は慎重投与
注意点 セフェム系・ペニシリン系アレルギーがある場合は使用不可。MRSAには無効。カルシウム含有輸液との混合は禁忌

※ 化膿性蜂窩織炎・MRSAリスクがある場合・免疫不全患者ではCTRXのみでは対応できないことがあります。状況に応じて抗菌薬を変更・追加します。

経口抗菌薬(内服治療)

軽症例・点滴から内服へのステップダウン・連日通院が難しい場合には経口抗菌薬で治療します。各薬剤の特徴と腎機能調整の要否を把握したうえで選択します。

薬剤 用法・用量 特徴・適応・注意点 腎機能調整
セファレキシン
(ケフレックス)
第一世代セフェム
500mg×4回/日
(6時間毎)
溶連菌・MSSAに有効。非化膿性蜂窩織炎の内服第一選択。経口のバイオアベイラビリティが良好で吸収が安定している。MRSAには無効 腎排泄→要調整。CCr 30〜60:250〜500mg×3〜4回/日、CCr 10〜30:250mg×2〜3回/日に減量
アモキシシリン/
クラブラン酸
(オーグメンチン)
ペニシリン系+β-ラクタマーゼ阻害薬
375〜750mg×3回/日 溶連菌・MSSA・嫌気性菌をカバーする広域スペクトラム。動物咬傷に第一選択。下痢・消化器症状の副作用が生じやすいため食後服用が望ましい 腎排泄→要調整。CCr 30未満では投与間隔を延長する(875mg剤は使用しない)
クリンダマイシン
(ダラシン)
リンコサミド系
150〜300mg×4回/日 ペニシリン系アレルギー患者の代替薬として重要。溶連菌・MSSAに有効で組織移行性が高い。嫌気性菌にも有効。C. difficile腸炎のリスクがあるため注意が必要 肝代謝・胆汁排泄主体→腎機能調整は通常不要。重度の肝機能障害では慎重投与
ST合剤
(バクタ)
スルホンアミド系+葉酸代謝拮抗薬
DS(480mg)×2錠
×2回/日
CA-MRSAが疑われる化膿性(膿・膿瘍を伴う)蜂窩織炎で考慮。溶連菌には感受性が不確実なため、膿を伴わない通常の蜂窩織炎には使用しない。高カリウム血症・骨髄抑制・葉酸代謝阻害に注意 腎排泄→要調整。CCr 15〜30:通常量の半量、CCr 15未満:原則禁忌

※ 抗菌薬の種類・用量は患者様の状態・アレルギー・腎機能・原因菌の推定などを考慮して医師が判断します。自己判断で中断しないことが重要です。

治療期間と経過観察

外来治療は通常5〜14日間が目安です。治療開始後48〜72時間は発熱・発赤が続くことがあり、これは治療が効いていないのではなく蜂窩織炎の自然経過です。ただし48〜72時間後に必ず再受診していただき、マーキング確認・CRP再検などで効果を客観的に評価します。改善が不十分な場合は抗菌薬の変更や入院を検討します。

患肢の安静・挙上

下腿の蜂窩織炎では、患肢を心臓より高く挙上(足を上げる)することで浮腫の軽減・リンパ・静脈還流の改善が期待できます。安静と挙上は薬物療法と並行して行う重要な治療です。

入院が必要な目安

入院・点滴治療を検討する目安

  • 38℃以上の発熱・悪寒・頻脈など全身症状が強い
  • 発赤・腫脹が急速に拡大している
  • 外来での治療を48〜72時間行っても改善しない
  • 糖尿病・免疫不全など重篤な基礎疾患がある
  • 顔面・眼窩・手・陰部など重要部位への感染
  • 水疱・血疱・皮膚壊死など重症の皮膚所見がある
  • 壊死性筋膜炎・敗血症が疑われる
  • 内服薬が飲めない・確実な内服管理が困難

入院では主に以下の抗菌薬が使用されます。当院では入院が必要と判断した場合は速やかに入院対応可能な医療機関へ紹介します。

薬剤 用法・用量 特徴・適応・注意点 腎機能調整
セファゾリン
(セファメジン)
第一世代セフェム
1〜2g×2〜3回/日
点滴静注
溶連菌・MSSAに有効。入院非化膿性蜂窩織炎の第一選択。血清蛋白結合率が高く組織移行性が良好。バンコマイシンと比べて腎毒性が少ない。MRSAには無効 腎排泄→要調整。CCrに応じて投与量・投与間隔を段階的に調整する
バンコマイシン
(塩酸バンコマイシン)
グリコペプチド系
15〜20mg/kg×2回/日
点滴静注
(TDM管理下で)
MRSA・ペニシリン系アレルギー(重症例)に使用。腎毒性・聴器毒性があり血中濃度モニタリング(TDM:AUC/MIC 400〜600を目標)が必須。急速投与でRed man症候群(顔面・頸部の紅潮)が生じうるため緩徐に点滴する 腎排泄→厳密な調整が必要。腎機能低下患者では蓄積・腎毒性が生じやすい。TDMで投与量・投与間隔を個別調整する

再発予防

蜂窩織炎は再発しやすい疾患です。再発予防のためには、原因となった皮膚の異常を根本から治療・管理することが最も重要です。

再発予防のポイント 具体的な対策
足白癬(水虫)の治療 外用抗真菌薬を継続使用。足の清潔・乾燥を保つ。趾間の亀裂を治療する。水虫を治すことが蜂窩織炎の最も重要な再発予防策
皮膚の保湿・保護 乾燥・亀裂を防ぐために保湿剤を毎日使用する。かかとのひび割れを放置しない
浮腫のコントロール 弾性ストッキングの使用・患肢の挙上・適度な歩行による筋ポンプ作用の活用
基礎疾患の管理 糖尿病・慢性静脈不全・肥満のコントロール
小さな傷の早期対処 虫刺されや傷は早めに洗浄・消毒する。掻き壊しを避ける
繰り返す場合 年2〜3回以上の再発がある場合は、ペニシリン系抗菌薬の予防的内服(低用量長期投与)を検討することがある(MSD Manualほか)

こんな症状があれば早めに受診を

次のような症状があれば早めに受診してください

  • 足・腕・顔などの皮膚が急に赤く腫れて熱を持ち、押すと痛い
  • 虫刺され・傷・水虫の周囲が急速に赤く広がってきた
  • 皮膚の赤みとともに38℃以上の発熱・悪寒がある
  • 治療中だが48〜72時間経っても改善しない・むしろ広がっている
  • 皮膚に水ぶくれ・黒っぽい変色が出てきた(緊急受診)
  • 痛みが急激に非常に強くなった(壊死性筋膜炎の疑い・緊急受診)
  • 以前に蜂窩織炎になった部位が再び腫れてきた

当院での診療について

五良会クリニック白金高輪(1F 内科)では、蜂窩織炎の診断から外来点滴治療・経過観察・再発予防の管理まで一貫して対応しています。「足が赤く腫れている」「また同じ場所が腫れてきた」「水虫と蜂窩織炎を繰り返している」という方はお気軽にご相談ください。

  • 蜂窩織炎の診断・重症度評価・患部マーキング
  • 院内迅速血液検査(末梢血液検査・CRP)——当日中に結果をご報告
  • CTRX(セフトリアキソン)2g 1日1回 外来点滴——連日点滴による速やかな改善を目指す
  • 経口抗菌薬処方・経過観察(外来治療)
  • 合併する水虫・皮膚疾患の診断・治療
  • 入院が必要な場合の連携病院への紹介
  • 再発予防のための生活指導・基礎疾患管理

蜂窩織炎は放置するほど治療が難しくなります。気になる症状があれば早めにご受診ください。

GORYOKAI CLINIC SHIROKANE-TAKANAWA

五良会クリニック白金高輪

医療法人社団 五良会 / 2F 美容皮膚科・美容外科フロア

美容皮膚科
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